転職の時期・タイミング

企業では４月と10月に社内体制を整えるため、2～3月、8～9月に求人数が多くなる傾向があります。そのため、この時期の転職活動では選択肢を増やして求人を探すことができますが、転職希望者数も併せて増加しています。
反対に、社内体制が整った後、新体制や新事業の人手不足で求人が出されることが多い4～５月は、求人数は少ないですがライバルも少ない時期です。この時期の求人は急を要する求人が多く、選考から内定までスムーズに進むことが多いです。
多くの選択肢から求人を探したい方は2～３月、8～9月に。スムーズに内定獲得を行いたい方は4～5月がオススメの転職時期になります。
ただし、業種や職種によって繁忙期なども異なるため、上記の時期に全て当てはまるわけではありません。はりまっちエージェントでは、あなたに合った求人の紹介はもちろん、あなたが気になった求人の情報などもご提供させていただきます。はりまっちエージェントにご登録していただき、ぜひ情報を入手してください。

年代別、転職ポイント

22～24歳

一般的に「第二新卒」と呼ばれる年代になります。新卒で入社した会社とのミスマッチを感じて異なる仕事へキャリアチェンジするといった考えが特徴になります。
経験年数も浅いため、まずは基本的なビジネススキルやコミュニケーションスキルを求められます。また、未経験の職種でも意欲や転職理由をしっかりと伝えることで、実績がアピールできなくても採用される可能性が多くあります。
また、再度ミスマッチによる転職を繰り返さないためにもミスマッチが起きた理由をしっかりと考えることが重要です。

25～29歳

次のキャリアを考え始めて、転職活動を始める人が多くなる年代になります。
社会人経験年数に伴ってスキルや経験が求められています。そのため、自分の実績や経験が転職先で活かせるかをしっかりと判断することが大切です。また、未経験の職種や業種にチャレンジすることもできますが、自身の培ってきた経験やスキルを活かした仕事で転職する方が多くなります。

30～34歳

家庭の理由や仕事の幅を広げたいなど、転職理由が多様化する年代になります。自分自身の意思だけでなく、家庭の事情とキャリアの両方を考えて転職活動することが大切です。
管理職を希望しないのであればマネジメント経験は必須ではありませんが、管理職として転職する場合は現職で少しでもマネジメント経験をする方が選択肢も増えて良いでしょう。また、自主的に業務を行え、専門知識やスキル・経験を活かす「即戦力」として期待される年代にもなります。また、後輩への指導経験があればポイントとなるので、経験があればアピールしていきましょう。

35～39歳

転職理由は30～34歳とほとんど同じになります。ですが、すでに転職を行っていると「この転職で最後にしたい」と考える方も多くなってきます。
入社後は自分より若い上司のもとで働く場合もあり、順応できる柔軟性が必要です。今まで培ってきた経験やスキルで上司や周りをサポートしましょう。
この年代では、今までの経験を活かした同業種・同職種に転職する方が多いですが、未経験の職種・業種にチャレンジすることもできます。年収や待遇が下がってしまうことは想定しておくことが大切です。

40歳以上

40歳以上になるとより年代に合ったキャリアを求められます。そのため、今までの経験やスキルから成果や変化をだすことに期待されます。高度なスキルや知識が2つ以上あれば即戦力として採用される可能性が多くなるため、同職種・同業種で自分を活かす方が良いでしょう。
また、年相応の転職内容が求められ、柔軟性や順応性も必要となってきます。これらをアピールできるよう心掛ける必要があります。

未経験で異なる職種にチャレンジするには

異なる職種・同じ業種

今までの業種や業界の知識・経験を活かした転職活動がおこなえます。

異なる職種・異なる業種

職種も業種も異なる転職は難航し、長期化する可能性があります。また、年収が下がってしまうことも。異なる職種・業種でも、今までの自分の経験やスキルが活かせるような共通点を探すことが大切です。

場面別、転職ポイント

資格をより活かせるように転職したい

転職で重視されるのは“実務経験”になります。そのため、資格がなければ業務が行えないもの以外の資格に関しては、選考にあまり関係ありません。ですが、実務経験が少なくても、なぜその資格を取ろうと思ったかなどを具体的に述べることでアピールすることもできます。

働き方を変えたい

近年ではテレワークや副業など様々な働き方があります。そのため、より自分に適した働きやすい環境を求めて転職活動を始める方も少なくありません。
その際は、条件や待遇だけで選ぶのではなく「どんな仕事でどんなことを実現したいのか」をしっかりと考えてから転職活動を行いましょう。

ライフイベントのため転職したい

結婚や出産・介護など、様々なライフイベントをきっかけに転職活動を始められる方がいらっしゃると思います。その際大切なのは、今だけでなく将来も見据えて考えることが必要になってきます。育児や介護が落ち着いたらどうしたいのかということも転職の計画に入れて考えましょう。

どの場面においても、転職の悩みや質問があればお気軽にキャリアアドバイザーにご相談してくださいね。