職務経歴書を書く前に
職務経歴書を書く前に以下を押さえて準備を行いましょう。
- アピールできる強みや実績、経験を書き出す
- 応募企業の事業内容や方針などを把握する
- 募集要件が合っているか、アピールができているかを確認し、文章を整える
- A4用紙1~2枚でまとめきれる量にする(多くて3枚)
手書きとPCどちらで書く?
履歴書と同じく、応募企業から「手書き」の指示がない場合は、書き直しも行いやすい「Word」や「Excel」を使用するのがオススメです。どちらの場合も、読みやすい文章や文章構成で記入していくことを心がけましょう。
レイアウトは崩れていませんか?誤字脱字はありませんか?しっかりと最後まで確認しましょう。
職務経歴書の書き方
タイトル部分
タイトルは「職務経歴書」とします。年号は西暦か和暦のどちらかに統一し、日付は提出日または前日にします。郵送する場合は投函する日を記入します。日付と氏名を記入したら右寄せにします。
職務要約
あなたの職務経歴を250字前後で簡単に紹介してください。この時、募集要件に合わせて記入しましょう。
職務経歴
勤務先の会社概要やあなたの業務内容と実績を記入します。
会社概要
社名、設立年月日、資本金、売上高、従業員数、上場している場合は「上場」と記入します。
事業内容
あなたが今までどんな業務を担当し、どんな業務をこなしてきたかを記入します。もし、同一企業で複数の部署を経験している場合は部署ごとにまとめて記入するようにしましょう。
実績
できれば数字を交え、採用担当者が想像しやすいように実績を記入します。その際、応募する企業のポジションに合わせて記入をするようにします。また、自身に役職がある場合は、何年にどの役職に昇格したのかもあわせて記入してください。
所属部署の人数
所属部署と部署の人数を記入します。
例)営業1課 課長以下10名
資格
名称は略さず正式名称で、取得時期とあわせて記入しましょう。もし記入できる資格や免許がない場合は「特になし」と記入してください。
自己PR
自分の強みや、強みを使ってどのように仕事へ生かせるかを記入し、しっかりと採用担当者にアピールをしていきましょう。記入する際は、簡潔で読みやすいように見出しを作るなどの工夫をしましょう。
職務経歴書と見られているポイント
職務経歴書は、求職者が自社に求めている能力があるかどうかを判断する材料となっており、面接でも参考される重要な書類です。そのため、しっかりと魅力をアピールできるように記入が必要です。
- あなたの強み
- どんな実績があるか
- 具体的な業務経験
上記のポイントを押さえ、記入しましょう。
また、職務経歴書は必須事項さえ記入していれば、自分の経歴に合わせたフォーマットを使用することができます。A4用紙1~2枚程度であなたの強みや実績、経験、その強みがどんな仕事に生かせるかをわかりやすく伝えましょう。
書類選考を通過するために
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目を引く文章構成にする
長々と書くのはあまりよくありません。伝えたい情報をまとめ、読みやすい文章で作成してください。あわせて、見やすいレイアウトで書くように工夫してみてください。
例えば見出しを作ったり、箇条書きにしたり、文中で重要なところを太文字にしたりすることで目を引く文章が完成します。記入が終わったら、必ず誤字脱字がないか確認をしてください。 -
求めている能力に沿ったPRにする
職務経歴書は、求職者が自社に求めている能力があるかどうかを判断する材料となっています。応募する職種によって、アピールポイントも異なってきます。まずはしっかりと応募企業の事業内容や方針などを把握した上で、応募職種で生かせる強みや実績、その強みをどのように仕事へつなげるかをアピールしてください。